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疑問 : 仏、仏陀、釈迦、如来、明王、菩薩の違いは?

 


出典・参考は、ほぼすべて「コトバンク」と「Wikipedia」から。

 


一般的には、仏=仏陀 ≒ 釈迦 ≒ 如来明王 ≠ 菩薩。

ただし、宗派によって意見が異なる例もある。

例えば、
仏陀は、釈迦以外にもいると考えられていたり(過去七仏阿弥陀如来、など)。

 

 

仏、仏陀如来明王は、悟りを開いている。菩薩はまだ。
   釈迦の場合、出家して数年の間は悟りを開いていない。

 

 

大まかな意味

仏とは、仏陀の略語。
仏陀とは、悟りを開いた人のこと。釈迦だけだったが後に他の仏も含まれる。
釈迦とは、個人名。ガウタマ・シッダールタの出家後の名。仏教の開祖。
如来とは、釈迦の異名の一つ。が、後に他の仏にも使われる。
明王とは、密教特有の仏。
菩薩とは、悟りを開こうと修行している人。

 

 

元々の意味

仏(ブツ)は、buddha(ブッダ)の当て字。
仏陀とは、「悟りを開いた人」
釈迦とは、「有能」
如来とは、「真理からやってきたもの,真理から生まれたもの」(他にもたくさん)
明王とは、「仏の知恵(真言)を身につけた偉大な人」
菩薩とは、「悟りを求める人」

 

 

仏陀(ブッダ)とは、「悟りを開いた人」という意味。

サンスクリット語の「buddha」の音写(当て字)。

その一人として、釈迦(シャカ)がいる。
出家前の名は、(姓)ガウタマ・(名)シッダールタ。
シャカという名は、一族の名前(シャーキャ族)から来ている。
元々の意味は、サンスクリット語パーリ語で「有能」。

ちなみに、「仏、陀」という漢字が選ばれた理由に深い意味は無く、
ただ音が似ていたからとのこと。一方「如来」は漢字に意味がある。

 

https://kotobank.jp/word/仏陀-125215
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E9%99%80

https://kotobank.jp/word/釈迦-75539
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%88%E8%BF%A6

 

 

如来(にょらい)とは、釈迦の異名。

異名は約10種あり、「十号」と総称される。
ただし、如来という言葉は、後に他の仏にも使われる(薬師如来など)。

如来という言葉は、サンスクリット語の「タターガタ」を漢字に訳したもの。
意味は、「真理からやってきたもの、真理から生まれたもの」など。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%82%E6%9D%A5
https://kotobank.jp/word/如来-110688

 

 

明王(みょうおう)とは、密教特有の仏。

如来大日如来?)が、教化し難い衆生を教化するために怒りの形相に変身したもの。

 

https://kotobank.jp/word/明王-139739
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%8E%8B

 

 

菩薩(ぼさつ)とは、悟りを開くための修行をしている人。

ちなみに、お地蔵さんは菩薩(地蔵菩薩)。
地蔵の名は、クシティ・ガルバ(大地を母胎とするもの)の意訳。
「釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、
現世に仏が不在となってしまうため、その間、
六道(地獄道・餓鬼道・畜生道修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩」
実は壮大な使命を持っている人(?)。知らなかった。

 

https://kotobank.jp/word/地蔵菩薩-73667
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%A9%E8%96%A9

 

 

仏陀如来の違いは?

どちらもほぼ同じ意味だが、なぜか「如来」のほうがよく使われている。

どうしてか。
事典によると、釈迦の異名のなかでも
『「真如から来て衆生(しゅじょう)を導く」意の「如来」は、
もっとも尊ばれ親しまれた。』とある。
仏陀は、単に「悟りを開いた人」。
このように、「如来」には「仏陀」に無い、
「衆生(広義では人間のこと)を導く」という意味が含まれているので、
如来」という名称が好まれてよく使われたのではないかと思う。


「日本大百科全書(ニッポニカ)」の解説より

https://kotobank.jp/word/如来-110688

 

 

仏と仏陀の言葉の違いは?

仏は、仏陀の略語(仏のほうが先という説もある)。
なので同じ意味。
ただし、後に解釈が広がり、菩薩や明王を指すこともある。

仏の読みは、「ぶつ」と「ほとけ」がある。
「ぶつ」は本来の発音。「ほとけ」は日本語訳。
「ほとけ」の語源は諸説ある。

日本では、死者を「ほとけ」と呼ぶ場合もある。
理由は「死後に西方極楽浄土へと往生し成仏する」という浄土系仏教の考えから。

ちなみに、仏と仏陀は同じ意味だが、なぜか仏のほうがよく使われる。
「ぶっだ」よりも「ほとけ」のほうが言いやすいから?

 

https://kotobank.jp/word/仏-133711
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F_%28%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF%29
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E9%99%80

 

 

 

【 その他の出典・参考 】


仏の一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7


仏様の種類・ランキング・菩薩
http://tobifudo.jp/newmon/shinbutu/hotokes.html